「あっ間違えた!」
楽しいネットショッピング、ついつい舞い上がって洋服のサイズを間違えたことありませんか?
ポチっとする前に、しっかり確認したつもりだったのに。。
「まっいいかー キャンセルしても料金はかからないし。」
おっしゃる通り。 普通のネットショッピングなら問題なしです。
しかし!! NFTを買う時はしっかり確認しないと大損しますよ!!
NFT購入をキャンセルする場合、お金がかるのです!!
今回は、あなたが大損しないように、
「損を最小限に抑えるキャンセル方法」「購入前に気を付けること」を、
お伝えします!
⇩こんな人は是非読んでみてください(^^)
おっちょこちょいな私です。
きっとどこかで間違えるでしょう。。
しかし、間違った後の応急処置はできるようになっておきたいのです!
損は最小限に抑えたい!
誰か!むずかしい言葉は使わないで、
やさしく教えてー!!
まかせてください!
それでは早速はじめましょう!
あなたの取引は完了前? 完了後?
パターンは大きく分けて2つです。
① 購入 ⇨ 取引完了 ⇨ キャンセル
② 購入 ⇨ 取引中(取引完了前) ⇨ キャンセル
①のパターンの場合は、取引が完了しているためキャンセルはできません。
ですので、「すぐにお金が必要なんです!」などの場合は、すぐに出品をして買い手を探しましょう。
もちろん値段を安くすれば早く売れる可能性は高まりますので、調整して値段設定することをおすすめします。
出品方法は ⇩ をご覧ください。
②の場合はキャンセル可能です。
しかし、場合によっては「キャンセル」を選択するのでははなく「スピードアップ」を選択した方が良いかもしれません。
「じゃあ自分はどっちを選択したらいいんだ!」
と言われそうなので ⇩のパターンをみて、自分がどちらに当てはまるかを確認しましょう。
- A商品の購入取引が完了する前に、他の人がA商品の購入取引を完了してしまった。
- A商品の購入取引が完了する前に、他のNFTを買いたくなった。予算の都合上、A商品の購入取引はキャンセルしたい。
- 送り先を間違えて送ってしまった。
- 先に買ったA商品の購入取引が完了していないが、A商品より後に買ったB商品の購入取引を早く完了させたい。
- A商品の購入取引が全く完了しない。どうにかしたい。
自分がどちらに当てはまるか分かりましたか?
それでは、自分の当てはまった方をもう少し掘り下げて確認しましょう。
キャンセルを選択すべき人
購入の時にガスフィーを安く設定しすぎてしまったことが原因でしょう。
ガスフィーを安く設定していなくても、ガスフィーの相場が急激に上がり、結果的に ”設定したガスフィーが安い” ということはよく起こります。
相場より安いガスフィーで待っていても、相場が安くなるまで取引は完了しません。
ガスフィーに関しては ⇩ の記事をご覧ください。
③送り先を間違えて送金してしまった。
取引が完了してしまってからキャンセルはできないので、早急に対処しましょう。
しかし、キャンセルには ”キャンセルのためのガスフィー” がかかることを理解して下さい。
「結局ガスフィーは払うのか。。」と思うかもですが、キャンセルできないと取引が完了するまでひたすら待たないといけません。
今の取引が終わらないと、次の取引ができないのです。
送り先を間違えて送ってしまった場合はもっと悲惨なことが起こります。
取引が完了してしまうと、ガスフィーがかかるのはもちろん、送金した仮想通貨はほとんどの場合返ってきません。
ですので、キャンセルの方法は理解しておきましょう。
①をクリックすると、スピードの設定ができます。
ガスフィーを見ながら、スピードを決めて、送信をクリックします。
送り先を間違えた場合などの緊急時は、一番早く設定したほうがいいかもしれません。
キャンセルしたい取引より早く、キャンセルの取引を完了させないと意味がないからです。
キャンセルが無事完了しました。
しかし、ガスフィーは高いのでこのようなことが起きないように、購入、送金前にしっかりと確認しましょう。
スピードアップを選択すべき人
購入の時にガスフィーを安く設定しすぎてしまったことが原因でしょう。
ガスフィーが安いため、いつまでも実行されず、いわゆる ”詰まり” が起きている状態です。
ブロックチェーンでの取引は基本的に、取引を実行した順番通りに完了していきます。
ですので、A商品の購入取引が完了しなければ、B商品の購入取引は完了することはありません。
と言うことは、A商品の購入取引を早急に完了させる必要があります。
方法は2つ「キャンセル」か「スピードアップ」です。
「キャンセル」はガスフィーがかかる上、商品も手に入らないので、追加のガスフィーを払って「スピードアップ」をしましょう。
急ぎでなければ選択肢の一つとしては、 ”ひたすら待つ” と言うことも考えられます。
ガスフィーは常に変動しているので、ほとんどの場合はガスフィーの相場が下がり、取引は完了するでしょう。
しかし、いつ相場が下がり、取引が完了するかは分かりませんし、数日かかることもあります。
そして、相場が下がるのを待っている間に、他の人が同じ商品の取引を完了させてしまった場合、商品が手に入らずガスフィーだけ払う事になります。
そうならないため「スピードアップ」をする選択肢を持っておきましょう。
「スピードアップ」をするには、追加のガスフィーを払う必要があります。
しかし、その方が安く収まることも多くあるので、ケチらずに追加のガスフィーを払うことに慣れましょう。
私はケチった結果、商品を手に入れずガスフィーだけ払うことが得意です。
このケチり方は心からお勧めしません。
ですので、「スピードアップ」の方法は覚えておきましょう。
①をクリックすると、スピードの設定ができます。
ガスフィーを見ながら、スピードを決めて、送信をクリックします。
そもそも購入前に気を付けること
そもそもですが「購入の前に知っていればこうはならなかったのに。。」と言うことをなくしたいですよね?
これの記事を見ていると言うことは、「キャンセル」「スピードアップ」をすることになったと言うことかもしれません。
しかし、今からでも ”購入前に気をつけた方がいいポイント” を抑えておきましょう。
次回購入する時はもっとスムーズに購入完了できるはずです。
ポイントは ⇩ 4つです。
- ガスフィーの相場把握
- 混む時間帯の把握
- 購入の緊急性
- 購入作品の流動性
ガスフィーの相場把握
相場の把握はとても大事です。
「知らないと損する!?ガスフィー(Gas Fee:ガス代)って何? 安く抑える方法も伝授!」でも紹介しましたが、⇩ のサイトを使って相場を見てみましょう。
例として ⇧ のGasNow Gas Price Estimation を見てみます。
濃い赤色になっている箇所が、ガスフィーが ”高いタイミング” で、薄いピンクになっている箇所が ”安いタイミング” です。
この場合、一番高いタイミングが木曜日の深夜帯で、一番高い数字が「244.5Gwei」になっています。
そして、一番安いタイミングが日曜日の昼過ぎの時間帯で、一番安い数字が「18.7Gwei」です。
一番高いタイミングの木曜深夜帯で、ガスフィー設定「30Gwei」にしたとしましょう。
この場合、木曜深夜帯の相場に対してのガスフィー設定が低すぎて、取引が完了するのは、きっと次の日の夕方あたり、相場が「30Gwei」前後になっているタイミングになる可能性が高いです。
一番安いタイミングの、日曜日昼過ぎの時間帯で、ガスフィー設定「30Gwei」にしたとしましょう。
この場合、日曜日昼過ぎの相場「20Gwei」前後に対してのガスフィー設定が高いため、取引はすぐに完了する可能性が高いです。
このように、両方同じ設定の「30Gwei」ですが、マーケットの相場によって、購入完了までのスピードは変わります。
購入前にガスフィーの相場を、しっかりと把握して設定していきましょう。
混む時間帯の把握
イーサリアムネットワークが混む時間に、ガスフィーは上がります。
このタイミングを把握していることで、有意に取引を完了させることができます。
先ほどのGasNow Gas Price Estimation を見てみましょう。
時間帯で見てみると、”昼過ぎ〜夕方” あたりが、比較的安くなっていることがわかります。
これはアメリカなどの、NFTが盛り上がっている地域との時差が原因です。
日本の ”昼過ぎ〜夕方” が、アメリカの ”深夜〜早朝” になるため、イーサリアムネットワークが空いている状態になり、ガスフィーも下がります。
そして比較的、水木曜日あたりが混んで、日曜が空く傾向にありますので、頭の片隅にでも置いておいて下さい。
しかし、これはあくまで傾向です。
イベントなどと重なると、日曜の夕方でも異常に混むこともありますし、水木曜でも空く時もあります。
自分で相場をある程度把握できれば、無駄に高くガスフィーを払うこともなくなりますので、少しずつ慣れていきましょう。
購入の緊急性
購入の緊急性によってガスフィーを調整しましょう。
「購入の緊急性って?」と思いますよね。
例えば人気NFTを購入する時です。
人気のNFTが販売されると、すぐに売れてしまいます。
そんな時に、ガスフィーをケチって取引を遅くしてしまうと、取引完了前にガスフィーを高く設定した人が、取引を完了させてしまう可能性が高くなるのです。
取引はマイナーという人たちが、ガスフィーの高いものから順に終わらせていくので、ガスフィーが低い取引は後回しになり、取引に時間に時間がかかります。
先ほどの相場を把握しながら、適切なガスフィーを提示できるように慣れていくことがベストでしょう。
しかし、適切なガスフィーを提示することはとても難しいので、どうしても欲しければ余裕を持った設定することをおすすめします。
購入作品の流動性
購入を考えている作品の売買状況はどうなってますか?
もちろん、人気なNFTであれば頻繁に売買が行われ、流動性が高いでしょう。
しかし、時期によって流動性が下がる場合もありますし、元々流動性の高くないNFTもあります。
流動性の高いNFTを買うときは、あなたの ”「買いたい」と思ったNFT” を、他の人も「買いたい」と思っているかもしれません。
流動性の高いNFTは、ライバルが多いのです。
では、流動性を見てみましょう。
折れ線グラフで売買価格の推移がわかります。
直近では38分前に売れてます。
その前が2時間前に2作品と、流動性は高そうです。
作品の中でも、安い値段の方が売れるスピードが比較的早いので、ガスフィー設定は余裕を持った方がいいかもしれませんね。
まとめ あなたに合った選択を
いかがでしたでしたか?
NFT購入に関して、普通のネットショッピングと違うところが多く戸惑うこともあると思います。
しかし、対処法を事前に知っているだけで、少し心に余裕を持って買い物ができるのではないでしょうか?
NFTの価格もそうですが、ガスフィーも普通に考えたらとても高いです。
”購入をまだしてない方” ”もう購入してキャンセルしないといけない方” がこの記事で、これから損をしないでNFT購入できるようになれば嬉しいです。
小さな対応の違いが、大きな損失を生むかもしれません。
よりお得に、楽しい買い物をしていきましょう。
・・・・・・と、ここまで言っといてなんですが、私の中の ”リトルLodo” がこう言います。
「買いたい時が、買い時」だと。
勢いも大事(^^)
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